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株式会社薄墨羊羹さん

歴史は古く、初代の中野喜三郎さんが薄墨羊羹を作り始めたのは150年以上前といわれています。現在は8代目の中野恵太さんが会社を継ぎ、餡子=和菓子に囚われない自由な発想のもと、餡子を使ったスイーツが食べられる「ankette」を展開するなど、歴史を守りつつも改革を起こし続けている企業です。

PROBLEM

企業の課題

【課題】新しい餡の食べ方や食べるシーン、SNS映えする餡など、 「餡子」について広く若い人たちの意見を聞きたい

  • 課題

    正確な年代は分かっていませんが、薄墨羊羹の初代中野喜三郎が薄墨羊羹(当初は桜羊羹)を作り始めて150年以上といわれています。その後、幕末ごろに中野喜十郎によって薄墨羊羹と改称されました。これまで、伝統を守りつつも新たなことに挑戦をしてまいりました。 中でも、和と洋の良さを良いとこ取りした「餡ファン」や、店舗でいえばもっとおしゃれで手軽に若い方に餡を親しんでいただける、「ankette」を展開し、薄墨あんソフトクリームや焼きたてのどら焼きはご好評いただいています。 ただ、やはりリアルな若い方の声は、なかなか聞く機会がありません。そこでマツワカのみなさんと一緒にコラボ商品を作り、今の若い人たちのアイデアや率直な意見をお聞きし、新商品を開発できればと思っています。

TEAM IDEA

各チームのアイデア
  • チームA

    Aチーム

    餡’m シフォン

    コンセプト:シフォンケーキの中に 愛媛県産のミカンとキウイフルーツ、さらに生クリーム、つぶ餡、黒蜜をトッピング。断面にフルーツが見えるように並べ方に工夫をして、SNS映えも意識。

  • チームA

    Bチーム

    ビンの中の物語

    コンセプト:大切な人と2人で楽しめ、2つのビンを合わせると一つのイラストになるように仕掛けを施し、SNS映えするよう、ビンの中の餡は、美しい層になるように工夫。松山らしさも表現する。

  • チームA

    Cチーム

    飴型の餡

    コンセプト:餡を一つひとつ飴のように丸めて、個包装を施し、数個まとめて販売する。その際、外側のパッケージにメッセージを書きやすいよう工夫をして、贈り物としての利用も狙う。

  • チームA

    Dチーム

    ウスズミハンター

    コンセプト:薄墨羊羹のオリジナル商品「ウスズミキューブ」の包装に、松山の観光名所を書き、松山の魅力を伝える。さらに、観光地の豆知識も記載。地元の人はもちろん、観光客に松山を巡る際に楽しんでもらう。

  • チームA

    Eチーム

    (愛しの)あんサブレ

    コンセプト:餡子をクッキー生地で挟み、愛媛県産のキウイフルーツやみかんのドライフルーツをトップにあしらう。商品が見えるように透明のビニールで包装し、おしゃれな雰囲気をアピールする。

  • チームA

    Fチーム

    パズルようかん つばき

    コンセプト:松山らしさを象徴する椿の花がモチーフ。花びらや葉など、一つひとつが分解でき、パズルのようにして遊ぶこともできる。葉は抹茶、めしべはみかんなど部位によって餡の味を変化させる。

薄墨羊羹さんに採用されたアイデア

【採用】Bチーム ビンの中の物語

  • No1
  • 2つのデザインで1つの絵が完成するというアイデアが面白く、さらにすごく可能性を秘めていると思い選ばせていただきました。提案していただいたものとは別のイラストでも展開できますし、今回はビンの中身が水羊羹とゼリーでしたが、他のものでも商品を作ることができると思います。今後の工夫次第で、さらにアップグレードできるというところに魅力を感じました。