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インタビュー インタビュー
松山ロープウェー商店街振興組合副理事長 株式会社 小野商会

中村 元彦さん

松山市出身。松山の中心「ロープウェー商店街」で育つ。大学卒業後、東京のメーカーに就職後、実家の小野商会に転職。内装仕上工事基幹技能者の資格などをもち、内装関係の仕事に従事しつつ、ロープウェー街振興組合の副理事長としてロープウェー街に賑わいを作り出すため日々、奔走している。

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    観光客を誘致するために心がけていること、またどのようなイベントを開催していますか?

  • 色んな人にロープウェー街を歩いてもらうことが一番なので、ロープウェー街に賑わいを作り出すことです。 毎年、ロープウェー街が歩行者天国になり、たくさんのお店が出店する「城山門前まつり」という一大イベントがあります。例年、来場者数は30,000人といわれています。他にも音楽イベントや出店、グルメのB1グランプリ、最近だと冬場にイルミネーションなどもしています。

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    ロープウェー街をさらに発展させるために若者に求めることなどはありますか?

  • 友達を連れてどんどん出歩いて欲しいです。そうすることでロープウェー街だけでなく、大街道やその他の地域が賑わっていくと思います。 あと、やはり若い方には、SNSを使って「このお店に行ったよ!」など、ロープウェー街のお店やイベントなどをたくさん発信してほしいですね。

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    コロナでお店の休業など苦しい時期があったと思いますが、その中でも商店街のみなさんで取り組んできたことはなんですか?

  • 先ほどもお話させていただいた「城山門前まつり」を開催する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響でこの2年、開催ができなかったので、その見直しなどを行っていました。 また、冬にはロープウェー街のイルミネーションを楽しみにしてくれている方も多いので、今はその準備中です! なかなか、積極的にお客さんとコミュニケーションをとることができない時期が続いていますが、それでもロープウェー街を歩いているお客さんとお店の人が話している様子を見ると、活気が出てきた感じがして嬉しくなりますね。

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    観光客にどうやってロープウェー街や松山市をアピールしますか?

  • まずは城山に登ってもらって、その延長でロープウェー街を楽しんでほしいですね。そこから目玉となる道後温泉本館や大街道を観光してもらうといいと思います。それらは全部電車や路線バスで回ることができるので便利ですよね。松山は、観光地と観光地の距離が近くてコンパクトなのでそこが魅力の一つだと思います。 その中でも松山城がお城ランキング上位になっていたり、道後温泉が女子の一人旅で一位になっていたりするのでそれもアピールしています!

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    若者にメッセージをお願いします。

  • 若いうちにたくさんのありとあらゆる経験をしてください。私も学生の頃、北海道に行ってスノボをしたり、九州1周旅行をするなど色々な経験をしました。そのなかで、たくさん友達ができていろんな話が聞けました。たくさんの場所に顔を出してみてください。

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取材を終えて

お城下で愛されるロープウェー街の貴重なお話を聞くことができました。ロープウェー街では、話題のお店がどんどんオープンしているのに、お店は誘致していないこと、町内会と振興組合が合体していることに驚きました。誘致していなくても人気のお店が並ぶのは、ロープウェー街が魅力的であり、その魅力を地元の方々が、日々努力して作り出しているようにインタビューを通して感じました。 商店街は賑わいがあってこそ成り立ちます。アースカラーを意識した景観、居心地の良い雰囲気、松山の新しい魅力の一つとしてロープウェー街がより賑わうよう、たくさんの人に歩いて欲しいです。

サマリー画像 サンキュー