宮内啓輔さん
愛媛県松山市出身。広島の大学を卒業後、専門性の高い技術職に憧れ、「必要とされる職人になりたい」という理由から職業訓練学校に通いボイラー技士の資格を取得。現在は、東道後のそらともりでボイラー職人として働きながらも、接客など様々な業務に携わっている。自身も大の温泉とサウナ好きで、仕事終わりには疲れた身体をサウナで整えている。施設内のレストランで好きなメニューは「カツ丼」！ ※インタビューは2022年11月に実施し、感染症予防対策としてマスク着用のもと行いました。
-
東道後のそらともり（以下、そらもり）に就職したきっかけを教えてください。
-
幼い頃から、機械をいじる職人さんに対してかっこいいなという憧れがありました。職業訓練学校に通っている時に、温浴施設やボイラーに興味をもちました。訓練学校を卒業する頃にそらもりの求人を見つけ、「ここに就職したい！」と思い、応募しました。
-
-
どのような仕事をしているのですか？
-
主に大浴場のお湯の温度管理や、塩素濃度のチェックをしています。また、機械が壊れていないかといったメンテナンスも行っています。このような裏方としての仕事だけではなく、湯宿のベッドメイキングやアメニティの管理、配膳のお仕事から接客まで、幅広く対応をしています！
-
どんな時に仕事のやりがいを感じますか？
-
まず、お客様から直接お礼の言葉をいただいた時です。直接お言葉をいただけると、やはりすごく嬉しいですね。また、施設が滞りなく普段通りに運営できている時です。機械系のことはトラブルがあると大変なので、何事もなく営業を終えられて、「今日もお客様に安心して施設を利用してもらえた」ということがやりがいになっています。 私は、機械のメンテナンスなどの裏方の仕事でやりがいを感じることが実は多いんです。裏方は縁の下の力持ちのような存在で、性格的にも合っているんだと思います。
-
-
仕事をするうえで大事にしていることは何ですか？
-
お客様のことを第一に考え、真摯に対応していくということです。お客様のことを考え、対応していくことでお客様との信頼関係を築けているように感じます。また、お客様に気持ちよく利用してもらえるよう、笑顔とあいさつを大事にしています。困っているお客様をみかけた時には優しく声をかけ、不自由なく利用できるようサポートしています。
-
取材を終えて
たくさんのお話を聞かせて頂きありがとうございました。今回のお話から、「そらもり」の魅力をたくさん知ることができ、温泉だけではなく、食事、エステや宿泊などの話を聞くことができたので、この記事を多くの人に知ってもらいたいと思いました。お仕事のこと以外にも、学生の時にしておくと良いこと、松山の良さやお客様に対して気をつけていることなども聞くことができたのがよかったです。宮内さんに魅力を感じ、こういった人がそらもりの魅力を作り上げてきているのだと感じました。今回の取材を通して、何事にも自分から積極的に行動に移していこうと思いました。魅力を知った今、友達と一緒に「そらもり」でのんびりしにいきたいと思っています！
